雨が降っていたので京都駅ビル内の広場を探検してみた

ひとり旅

雨でも楽しめる!京都駅ビルの屋内スポット

京都駅に到着したとき残念ながら雨が降っていました。

旅行の始まりが雨なんて……

せっかくの京都。雨でも楽しみ尽くしたい!

残念な気持ちもちょっぴりありましたが……
気持ちを切り替えて、京都駅ビル内を探検してみることに!

駅構内の案内看板を頼りに、
「新幹線中央口」の改札を出て「南北自由通路」を歩きはじめました。

途中、「眺望GATE」と書かれた階段を発見!
(地上に出られるっぽい…けど、雨なのでスルー。)

……しようと思ったけど、なんだかめっちゃ気になって、
引き返して階段を登ってみることに。

光の先が見てみたいという好奇心が勝り、
そのまま登り切りました。

登っているときは無人だったので、不安しかありませんでした。
しかも、思っていたより階段が長くて、
何度も「やっぱり引き返そうかな……」って思いながらも、
なんとか登り切った先に待っていたのは——

右を見ても、左を見ても、
似たような無機質な通路がどこまでも続いていて……
「ここ、どこ!?」

「ん〜、どっちに行けばいいんだろう……」
立ち止まって迷っていたら、
何人かの人がすっと横を通り過ぎていきました。

「この人たちについて行ってみよう」

そう思い直進(左方向)へ。
でも、先を歩いていた人たちは、
みんな右側の扉に次々と消えていく…。
「もしかして、あれは従業員専用の入り口?」と気づいて、
あわてて引き返すことに。

室町小路広場(4F)に辿りつきました

階段を引き返し、今度は逆方向へ数メートル歩いたところに
また別の階段を発見。
どうやら、こっちが正解ルートだったみたいです。

とはいえ、どこに向かってるかは、まったくわからない状態。
実は今回、京都駅ビルについての事前情報はほぼゼロ。
完全にその場の流れで進んでいて、
出た先がどこなのかもわからずキョロキョロ。

とりあえずGoogleマップで現在地を確認してみると、
どうやらここは「室町小路広場(むろまちこうじひろば)」という場所らしい。

「へぇ〜、そんな名前なんだ」と思いながら、
その瞬間はじめて、京都駅ビルって、
こういう“探検の余白”がある場所なんだって感じました。

なんの予備知識もなく、
「ここどこ?」って思いながらスマホ片手に探していくの、
ちょっとした宝探しみたいで楽しくて。

このときの気持ちはまさに「不安2:わくわく8」。
初めての“行きあたりばったり旅”に、
ちょっぴりドキドキしながらもワクワクしている自分がいました。

登った先には大階段がありました

なにここ!すごい 楽しそう

室町小路広場を抜けて進んだ先に、どーん!と現れたのは、大きな大きな階段。

本当は、階段の下から見上げる写真が撮れたらよかったんだけど、 このときは上から下を見下ろす形でパシャリ。

それでも、大階段はものすごい迫力で、思わず目を奪われました。

京都駅に来たら、絶対に一度は行ってほしい場所! むしろ、行かなきゃ損!って思うくらい、心に残るスポットです。

このブログではその迫力を伝えきれる写真がないけれど、 だからこそ、ぜひ読者さん自身の目で、 あの大階段を見上げる感動を味わってほしいな、と思っています。

健脚な人たちは、楽しそうにどんどん階段を登っていきますが、 私は無理をすると昔痛めた膝が疼いてしまうので、 ここは無理せず、横にあるエスカレーターを利用することにしました。

いちばん上まで行くには、最後に少しだけ階段を登らないといけなかったけど、 この日は雨も降っていたので、潔く断念。

ちなみにこの大階段、夜になるとライトアップされて、 階段全体に文字や絵が浮かび上がる演出もあるそうです。 私は今回は見られなかったけれど、 次に来るときは、ぜひ夜の姿も見てみたいなぁ、なんて思いました。

そのまま下りのエスカレーターに乗って、 さっきの室町小路広場へと戻りました。

そして今度は、大階段とは反対側に見えていた、 なんだか気になる通路のほうへ、進んでみることに。

南広場(4F)が広がっていました

室町小路広場を抜けた先には、開放感のある南広場が広がっていました。芝生スペースに温かみのある木製ベンチ、ちょっと腰掛けられるコンクリートベンチなどが点在し、歩くたびに少しずつ表情を変えていきます。

広場の中央付近では、JR中央改札を上から見下ろせるスポットもあり、しばらく立ち止まって、行き交う人々を眺めながら、ほっとひと息つきました。

長い通路沿いには、親子連れ向けの遊具スペースや、ひとり静かにくつろげるベンチ、スマホを片手に少し腰掛けられるコンクリートのスペースなど、歩くたびに表情を変える景色が続いていました。

通りすがりに目に留まったのは、親子連れやカップル、そして、教科書やノートを広げて勉強している学生さんの姿。耳にはイヤホンをつけたまま、ひとりの世界に集中している様子が印象的で、こんなに贅沢な場所で勉強に向き合えるなんて、羨ましい環境だなぁと思いました。

こころが満たされたところで、次は、広場の端に続く通路へと進んでみることにしました。

烏丸小路広場(4F)に辿り着きました

どんよりとした空の下に、ぽつんと立つ京都タワー。
この景色を見ると、「ああ、京都に来たんだなぁ」と、あらためて実感しました。

雨で濡れた床はすべりやすいので、転ばないように一歩一歩、慎重に進みます。

広場には、京都タワーを背景に撮影できるフォトスポットも設置されていました。
旅の思い出にぴったりですね。

そして、ところどころに小さな階段やエスカレーターがあり、さらに上へと登れるようになっています。
周囲には植物も植えられていて、それらを眺めながら歩く時間は、雨の日ならではの癒しになりました。

足元は、清掃スタッフさんが、モップでこまめに雨水を吸い取ってくれていました。
そのおかげで、安心して歩ける道ができているんだなぁと、感謝の気持ちでいっぱいに。

小さな発見を重ねながら、私はさらに上を目指して歩き続けました。

東広場(7F)にやってきました

烏丸小路広場を登りきった先は、東広場でした。

目の前には、駅の大屋根へと続く長いエスカレーターが伸びていて
思わず、わくわくしてしまいます。

屋根のあるスペースには
「レゴブロックで作られた京都駅」が展示されていたり、
誰でも演奏できる「駅ピアノ」が置いてありました。

YouTubeで見たストリートピアノ演奏を思い出して
これまた、わくわくした気持ちに。

何人かの方が弾かれているのを、楽しく聴かせていただきました。

楽器がまったく弾けない私には
譜面も見ずに、すらすらとピアノを奏でる姿が本当に眩しく映りました。
素敵なひとときでした。

* * *

ここまで探検して時計をみると、ちょうど11時30分。

少し早めですが、人が少ないうちに昼食をとることにしました。

事前に下調べしていたお店が、東広場(7F)からエレベーターで降りた付近にあったので
そちらへ向かうことに決めました。

ちなみに──
東広場から建物内に入った突き当たりには、トイレがありました。

室町小路広場からここまでの間、他には見当たらなかったので
ここでひと休みしておくのもおすすめです。

空中径路 Skyway(10F)

京都駅ビルを楽しむなら、ここは必ず通ってほしいスポットですね

食事とトイレを済ませ、再び東広場(7F)へ戻ってきました。
先ほど気になった長いエスカレーターに乗ってみます。

残念ながら、まだ雨が降っていたので
折りたたみ傘を差しながら、上へ。

あとで調べたところ、ここは京都駅ビルの西側と東側をつなぐ
**全長185mの空中廊下「空中径路」**でした!

左右ガラス張りの細長い廊下が
まっすぐ、ずっと先まで伸びています。

屋根に打ちつける雨の音を聴きながら
京都タワーを眺めながら
ゆっくり、ゆっくり進みました。

人通りもまばらで
通路を貸し切りみたいに感じられて、わくわく!

空中径路を目指して登れば、駅ビル内ぐるっと見てまわれるね!

廊下の端まで行くと
大階段にアクセスできるビルへと続いていました。

中に入ると「京都拉麺小路(ラーメンこうじ)」と書いてあり
いくつものラーメン屋さんが、美味しそうな匂いを漂わせています。

京都拉麺小路を抜け、外に出ると
大階段脇に到着。

そこからさらに上へ登ると、広場にも行けそうでしたが
雨で足元が悪かったので、今回はパスしました。

どうやら駅ビルの上層部分を一周できたみたいです。
これで今日の探索は終了!

ホテルへ向かうことにしました。

晴れていたらきっと、通過するだけだった京都駅。
でも、雨のおかげで素敵な寄り道ができました。

次に誰かと京都に来ることがあったら
この空中径路、案内してあげたいな。

そんな風に思える、いい思い出になりました。


▼京都ひとり旅シリーズはこちら

今回の旅は、
50代ではじめての京都ひとり旅。

雨の京都駅から始まり、
貴船・鞍馬・下鴨神社を巡りながら、
少しずつ気持ちがほどけていった旅でした。

実際に京都を歩いた記録だけではなく、

「本当にひとりで行けるかな」
と不安だった準備段階から始まっていました。

50代ではじめてのひとり旅で感じた、
不安・準備・持ち物・予約のことも、
あわせてまとめています。


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