「観光地に行きたい」
ではなく、
「このホテルに泊まりたい」
——そんな一目惚れから始まった旅が、
50代の私たち夫婦の価値観を、
少しだけ変えました。
結論から言うと、
今回の金沢2泊3日は、
人生でいちばん
「泊まってよかった」
と思えた旅でした。
節約優先だった私が、
初めて
“少し贅沢する旅”
を選んだ記録です。
「観光地」じゃなく、「ホテル」から始まった旅
今回の旅のきっかけは、
兼六園でも海鮮でもありませんでした。
平日昼の情報番組で、
たまたま目に入った
一軒のホテル。
ステンドグラスが印象的な空間。
大正ロマンを感じる内装。
「朝食がすごく良い」
という紹介。
テレビ越しに見ただけなのに、
「ここに泊まってみたい」
と、
ほとんど一目惚れのような感覚になったんです。
「金沢 白鳥路」
という曖昧なキーワードで検索して、
ようやくホテルを発見。
「ここだ!」
と確信した瞬間、
人生初の北陸旅が動き出しました。
50代になって、旅の価値観が少し変わった
昔の私は、とにかく節約優先でした。
交通費も宿泊費も「最安値」が最優先。
老後のために、
子どものために、
将来困らないために——
それが当たり前で、
楽しみながら節約していたし、
後悔もありません。
でもその反面、
「いいなぁ」
「羨ましいなぁ」と、
隣の芝生が
青く見えた時期も、
たしかにありました。
そんな私が50代になり、
子育ても一区切り。
定年まであと約10年。
今、少しずつ、意識して
「貯めるターン」から
「使うターン」へ
移行しています。
何でも贅沢するわけじゃない。
でも、
「ここに泊まってみたい」
「この景色を見たい」
「この時間を過ごしたい」
——そんな”好き”や”憧れ”には、
少しお金を使ってもいいんじゃないか。
そう思えるようになりました。
今回の金沢旅は、
まさにそれを実感した旅でした。
2泊3日、ざっくりスケジュール
1日目|移動と夜の金沢
- 岡山から新幹線&在来線&北陸新幹線を乗り継いで金沢へ
- 金沢駅で回転寿司ランチ
- 鼓門・もてなしドーム見学
- 近江市場〜ひがし茶屋街を徒歩散策
- ライトアップバスで夜の金沢周遊
- 兼六園の夜間開園&ホタル観賞
- 金沢駅近くのビジネスホテル泊
2日目|観光と念願のホテルへ
- 近江市場散策
- 金沢城・玉泉院丸庭園観光
- 兼六園・白鳥路散策
- 念願の金沢白鳥路 ホテル山楽へチェックイン
3日目|朝食を堪能して帰路へ
- ホテルの朝食をゆっくり堪能
- シャトルバスで金沢駅へ
- お土産購入
- 北陸新幹線&サンダーバードで帰宅
実際に歩いてわかったこと
ガイドブックだけでは
分からなかったことも、
たくさんありました。
- 敦賀駅の乗り換えは本当に歩く
→ホームから改札まで、
思った以上の距離でした - 金沢観光は”土地勘”があると一気に楽になる
→これは強く実感しました。
(詳しくは第2部で) - バス停の名前だけでは降りる場所を判断できない
→たとえば石川門付近だけでも、
パッと見渡せる範囲に
バス停が3箇所。
兼六園全体なら、
もっとあります。
土地勘がないと、
「どこで降りればいいの?」
となります。 - 曇りの日の夏旅はむしろ快適
→日差しがなくて、
歩き回るには好都合でした - 金沢駅〜近江市場は歩けるけど何往復もしたくない距離
→1回目は余裕でも、
2回目からは
バスを使いたくなります - 50代旅は「トイレ情報」がかなり大事
→これ、
笑えないくらいリアルな話です w
実際に歩いたからこそ分かったことを、
このシリーズで
できるだけリアルに書いていきます。
「少し贅沢する旅」の満足感は、想像以上だった
今回宿泊した
金沢白鳥路 ホテル山楽では、
今までの私なら、
迷わず最安値の部屋を
選んでいたと思います。
でも今回は、
「せっかく泊まるなら、
テレビで見て“一目惚れ”した、
あの部屋に泊まりたい!」
という気持ちが強くて、
予約サイトや公式サイトの写真を、
何度も見比べました。
すると、
どうやら私がテレビで見て憧れた部屋は、
最安値の部屋ではなさそう。
そこで、
「数千円の差なら…!」
と、
少しだけグレードの高い
「浪漫ツイン」
を予約しました。
結果——
これが大正解でした。
ステンドグラス。
クラシカルな家具。
竹久夢二の世界のような、
どこか懐かしい空気感。
「ホテルに泊まる」
というより、
「憧れていた空間で
時間を過ごす」
——そんな感覚でした。
この旅は3部作で書きます
第1部
「泊まりたいホテル」から始まった、
はじめての北陸旅
おとなび、
サンダーバード、
北陸新幹線、
敦賀乗り換え、
琵琶湖の車窓、
ライトアップバス……
移動そのものが
楽しかった旅について書きます。
▶ 第1部はこちら
第2部
実際歩いてわかった|金沢観光は”土地勘”で快適さが変わる
金沢城、
兼六園、
近江市場。
バス移動のリアル、
トイレ情報、
ホタル観賞……
歩いたからこそ分かった、
金沢観光のリアルをまとめます。
▶ 第2部はこちら
第3部
金沢白鳥路ホテル山楽 宿泊記|50代夫婦、”少し贅沢する旅”を覚えた日
浪漫ツイン、
大正ロマンな空間、
ステンドグラス、
朝食、
オールインクルーシブ……
今回の旅の”主役”だった
ホテル滞在を詳しく書きます。
▶ 第3部はこちら
おわりに|「貯めるターン」から「使うターン」へ
若い頃の私は、
「いつかのために」
ひたすら貯める側の人間でした。
今は少しずつ、
“今の自分”
のためにも、
お金を使うようになりました。
老後の不安が
なくなったわけじゃない。
仕事を辞めたら、
また
「細く長く使うターン」
に入ると思います。
でも、
定年まであと数年。
今だからできる、
自分たちへの
小さなご褒美旅。
それを楽しむ時間も、
人生には必要なんじゃないかなと、
思うようになりました。
ブログ名の
「隣の青い芝生は何じゃったん」
には、
“羨ましい”
と思っていた頃の自分も、
たしかにいた。
でも今は——
「自分の好きなことを楽しめてる」
「自分の人生、
ちゃんと楽しいよ」
そんな思いが込められています。
金沢で過ごした2泊3日は、
そんな今の自分を、
少し肯定できた旅でもありました。



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