父担当の理学療法士から入院当初から今までの経過報告と今後のリハビリについて説明を受けた。2人部屋から4人部屋への転室も決まり、それに伴い月額の費用も約5万円抑えられることになった。
リハビリの進捗
面談には担当の理学療法士が同席し、父の身体能力に関する詳細なデータが提示された。
提示された資料には、身体能力が7段階で評価されており、レベル7が「完全に自立」、レベル1が「サポートなしでは全くできない」とされている。入院直後、現在、そして今後の目標レベルが明確に示されていた。
右手以外の動きは、リハビリ担当者の予想を上回る速さで回復しているとのことだった。この面談の内容から、回復の兆しが見え、希望が持てた。
リハビリ担当者から、父の回復事例を院内の研究発表会で発表したいとの申し出があり、了承した。これがリハビリへのモチベーション向上につながることを期待している。
今後は月に一度の頻度で、このような面談が実施される予定。
費用と今後の課題
部屋代以外での費用削減について市役所で相談したが、難しいとの結論に至った。母の昨年の税金申告方法が原因で、自分たちにとって不利な形で処理されており、今後1年間はその状況が続くとのことだった。
このため、部屋代を差し引いても月々の費用は約15万円になる見込みだ。年金生活者の両親にはかなりの負担となる。
精神面のサポート
面談では父の精神面についても話が及んだ。父は自分自身でも少しうつ状態だと感じているとのことだった。
これまで様々なことができていた人が、脳梗塞により突然何もできなくなることで、うつ状態になることは珍しくないという。
父は、自分から電話をかけることは難しいものの、かかってきた電話に出ることはできる。当初、スマートフォンは使えないと判断して持ち込んでいなかったのだが、父自身から電話を求められた。電話での会話が精神的な支えになるようだ。
ただ、4人部屋という性質上、ベッドでの通話は他の患者さんの迷惑になるため最小限に控えている。LINEも使えれば良いのだが、元々使う習慣がなかったため、これは難しい。指のリハビリや精神的な支えとして、家族とのコミュニケーションは重要だが、一度に全てを欲張るべきではない。父のできるようになったことの中で、コミュニケーションの方法を模索していく必要があるだろう。
退院後の準備
退院後の生活を視野に入れ、事前に提出を求められていた自宅の間取りや写真を病院側に渡した。これにより、自宅での生活に必要なリハビリの内容を病院側が具体的に把握できる。
今後も、回復の状況に合わせて、自宅での生活を想定したリハビリが計画されるだろう。
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