父のリハビリ生活|介護保険の申請手続き

家族の記録

父がリハビリ専門病院へ転院した。

父は脳梗塞で倒れ、一命はとりとめたものの、右半身に麻痺が残った。右手右足が使えず、言葉も会話ができるレベルではない。今は病院で世話をしてもらっているが、いずれ退院しなくてはいけない。その後の生活を考えたとき、介護保険のことを思い出した。

今まで介護保険料は納めていたが、使ったことはなかった。幸いにも介護を必要とする家族がいなかったため、介護保険サービスの知識を持つ者は家族に誰もいなかった。

退院後の生活には介護保険サービスが必要だと感じた。

調べてわかったのは、介護保険は申請しないと使えない制度だということ。だから、まず「要介護認定の申請」が必要になる。申請は入院中でもでき、調査も病院で受けられると知って安心した。認定までにおよそ1か月かかるそうだ。退院に間に合うよう、早めに動くことが大事だと思った。


📌 介護保険サービス申請の流れ(こま□り市の場合)

1️⃣ 申請する
 場所:こま□り市役所 介護保険課
 👉 入院中でも申請可能

2️⃣ 主治医意見書
 主治医が作成してくれる

3️⃣ 認定調査
 市の職員が本人に聞き取り
 🏥 病院での調査も可能(家族同席可)

4️⃣ 審査会
 医療・福祉の専門家が判定

5️⃣ 結果通知(申請から約30日後)
 「要支援」「要介護」のレベルが決まる

6️⃣ ケアマネジャー選定
 👉 ケアプランを作成してもらう

7️⃣ サービス開始
 在宅介護サービスや施設利用へ


認定が出ても、すぐにサービスが使えるわけではない。ケアマネジャーと相談しながら準備を進める必要がある。

事前に介護保険について調べてわかったことを、LINEで家族と共有した。80歳の母が手続きに行けるよう、必要な情報を簡潔に伝えた。窓口でどう話せばいいかの例文も渡した。その甲斐あって、高齢の母でも無事に認定手続きを完了させることができた。

父が退院するとき、母にとっても本人にとっても安心できる環境を整えたい。そのために、今が申請のタイミングだと思った。

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