手術から一夜明け、父は無事に麻酔から目覚めた。
術後すぐ、執刀医からは
「意思疎通できず、自力摂食も困難。体の動きも不明。リハビリが難しい可能性もある」
と、絶望的な言葉を告げられていた。
けれども、面会に行った母と弟夫婦のことを、父はしっかり認識できていたそうだ。
弟が面会して感じたことを記録する。
- 話は理解している様子があった
- 言葉は出ないが、目をパチパチさせて頷いて応えていた
- 右手・右足はまったく動かないが、左手はかなり動いた
- 左足も少し動かせた
- リハビリすれば、もう少し改善する余地があるように思えた
- 歩くのは難しそうだが、片言でもいいから話せるようになってほしい
重症であることに変わりはない。
それでも昨日の説明よりも、少しだけ希望が持てる一日になった。
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