2025年7月15日|父、緊急搬送

家族の記録

2025年7月15日 22:54
父を搬送中の救急車から着信があった。

母が同乗しているので、病院まで迎えに来てほしいとのこと。
横になっていた私は飛び起き、娘とともに車で約20km離れた病院へ急いだ。

搬送中に、父はだんだんと呂律が回らなくなり、言葉がはっきり出なくなっていったという。

病院到着後、処置が終わり当直医から話があるまで1時間強待った。
説明は「脳梗塞の症状が進行している」というものだった。

搬送が早かったため、今なら血液を溶かす薬を投与できるがどうするか?と選択を求められた。
投与しても必ず症状が改善するとは限らないが、試す価値はあると言われた。

何の知識もない母と私は、「お願いします」としか言えなかった。

父はそのまま入院することになった。
母と私は大量の書類に目を通し、サインしてから帰路に着いた。

日付はすでに変わっていた。

後で調べたこと(備忘録)

「血液を溶かす薬」=おそらく 血栓溶解薬

  • 血管を詰まらせた血の塊(血栓)を直接溶かす強力な作用を持つ薬。
  • 脳梗塞や心筋梗塞では、血管が詰まっている時間が長いほど、その先の組織(脳細胞や心筋)が壊死してしまう。
  • 発症からごく限られた時間内(一般的に脳梗塞の場合は 4.5時間以内)に投与しないと効果がないか、かえって危険(出血のリスクが高まる)になる。
  • 医師が「搬送が速かったのでこの薬を投与できる」と言ったのは、この条件を満たしていたためではないか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました