家族の記録

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2025年8月10日|3世代の想いと、入院費の試算

この日、海外や県外に住む孫たちが勢揃いし、全員で父の面会に向かった。5人いる孫のうち2人は社会人となり学生の頃よりも休みが取りにくくなったが、今回は祖父の一大事ということで皆予定をやりくりして集まってくれたようだ。家族にとってもとても貴重な...
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2025年8月9日|リハビリ病院での生活と面会

海外に住む家族が帰国し、面会のため病院を訪れた。父は車椅子に乗せられ、食堂兼デイルームで家族の話に耳を傾けていた。帰国した孫と農作業をするはずだったのに、未だに病院のベッドから動けない現状に、悔しさを感じている様子だった。会話のキャッチボー...
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2025年8月1日|父、転院後初入浴(タオル契約)

母が電話に出なかったため、父のリハビリ病院から第二連絡先の私に電話があった。仕事中であったが、いつもはサイレント設定にしているところ、たまたま設定を忘れており、着信に気がついた。電話は、父の入浴用タオルについてだった。入浴のため今すぐタオル...
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父、農作業と家族の支え

父は定年後、農業を専業にしていた。趣味の域を超え、品評会で評価を受けるほど熱心な取り組みだった。地域の人々もその腕を認めていた。この夏、海外に住む孫が「おじいちゃんと一緒に農作業をしてみたい」と帰国を予定していた。数人いる孫の中で、初めて農...
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父のリハビリ生活|介護保険の申請手続き

父がリハビリ専門病院へ転院した。父は脳梗塞で倒れ、一命はとりとめたものの、右半身に麻痺が残った。右手右足が使えず、言葉も会話ができるレベルではない。今は病院で世話をしてもらっているが、いずれ退院しなくてはいけない。その後の生活を考えたとき、...
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2025年7月31日|父、リハビリ専門病院へ転院する

父が救急車で搬送された病院から、車で10分ほど離れたリハビリ専門の病院へ転院した。入院中にいくつかのリハビリ病院を紹介された中で、母が選んだ病院だ。自宅から車で20分ほどで行ける利便性を考えて決めたという。病院間の移動は、病院が手配してくれ...
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2025年7月26日|父、治療とリハビリを並行しておこなう

父が麻酔から覚めて、初めて面会に行けた。鼻や腕から管をつけたまま、ベッドに横たわっている状態。声をかけると、目を覚ましてこちらを見てくれた。言葉を発しようとしていたが、声が小さく呂律も回っていない。何を言っているのか理解するのに、根気と時間...
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2025年7月24日|父の様子

【SCU】(脳卒中集中治療室)に入院中。母が従兄と面会に行き、その様子を報告してくれた。22日に行った時も喋ろうとしていたが、何を言っているか分からなかった。今日はなんとなくだが、聞き取れる部分もあった。右手右足はまったく動かなかったのに、...
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2025年7月18日|父、麻酔から目覚める

手術から一夜明け、父は無事に麻酔から目覚めた。術後すぐ、執刀医からは「意思疎通できず、自力摂食も困難。体の動きも不明。リハビリが難しい可能性もある」と、絶望的な言葉を告げられていた。けれども、面会に行った母と弟夫婦のことを、父はしっかり認識...
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2025年7月17日|父、緊急手術

2025年7月17日 11:08仕事中、病院からの着信。手術の同意が必要との連絡。母1人では判断できないため、同席を求められた。昼で早退し、病院へ急いだ。搬送時に投与した薬の効果なし。言語障害、右半身麻痺は進行。首の血管に大きな脂の塊。そこ...