Kiramuneのファンクラブに入ったら「ファンミ」の案内が届いた!
是が非でもリーディングライブに行きたい!と思った私は
勢いで、Kiramuneのファンクラブ
「Kiramune Star Club」に入会していました。
すると、入会してまもなく
ファンクラブからイベントの案内が届きました。
「Kiramune Fan Meeting in HIROSHIMA」
と書かれたそのお知らせを見て──
「ファン……ミ?」
「ファンミーティングって……なに??」
調べる前の私は、本当にそんな感じでした。
“ファンミ”と略して呼ぶことさえ、知らなかったんです。
そんな言葉すらよくわかっていない私は、
慌てて検索しはじめました。
見つけたのが、こちらのサイト。
初心者にもわかりやすくまとめられていて、当時の私には本当にありがたかった……!
👉 Kiramuneファンミーティングまとめサイト
ウィキペディアにも載っていたけど、
この個人ファンサイトの方が内容がリアルで、実感がこもっていました。
そこに書かれていたのは──
ファンミとは、
「イベントは、どうしても東京近郊での開催が中心になってしまう。
だからこそ、できるだけ東京から離れたファンのところにも会いに行こう」
──そんなコンセプトで始まったイベントだということ。
それを知って、じーんとしました。
『プロフェッショナル 仕事の流儀』で見た
神谷さんの、ファンに寄り添う姿勢。
あの印象と、自然に重なって見えたんです。
(このコンセプトが神谷さんの発案なのかは、わからないけれど)
そして──
ファンミは、Kiramuneメンバーの
トーク&ライブが楽しめる、特別なイベント!
しかも、HIROSHIMA公演の出演者リストに
神谷浩史さんの名前がある……!
これは……行ってみたい。
広島なら、高速を使えば
2時間弱で行けるし。
よし、行こう!
……そう思ったのですが。
「声優さんのイベントって、どんな雰囲気なんだろう?」
「私みたいなアラフィフが行っても、いいのかな……?」
ファンの方たちって、どんな人たちなんだろう?
まわりがみんな若かったらどうしよう。
場違いだったらどうしよう──
そんな気持ちが、頭の中をぐるぐると回りはじめました。
「母、どうした!?」娘との会話で動き出したファンミ計画──
頭の中がぐるぐるしていた私ですが、
まず、身近で情報を持っていそうな人──娘に聞いてみることにしました。
それまで、アニメやゲーム、声優さんの話なんて、
娘とまともにしたこともなかった私。
なのに、いきなり
「神谷浩史さんって知ってる?」
「Kiramuneって知ってる?」
「今度、広島に来るみたいなんだけど……なにか知ってる?」
と矢継ぎ早に質問してしまった私に、
娘はまさにこう思ったに違いありません。
「母、どうした!!?」
今となっては、ふたりで笑い話にできるんですけどね。
突然、娘が好きなジャンルに近い言葉を連呼してくる母に、
娘の頭の中はたぶん、
「え? なに? どうした? 大丈夫?」
って混乱していたと思います。
でも、そんな母にもちゃんと応えてくれて、
とても有益な情報をくれました。
それは──
娘が高校時代に入っていた部活の後輩に、
Kiramuneのファンクラブに入って、実際にライブにも参戦している子がいる!
しかも、今でも連絡が取れるというのです!
さっそく娘がその子に連絡を取ってくれて、
「うちの母が、Kiramuneのファンミに行こうか迷ってるらしいんだけど、行くの?」と聞いてくれました。
すると……!
その後輩ちゃんも、広島のファンミに申し込むつもりだそうで、
「お互い当選したら、現地でお会いしましょう!」という話にまで発展!
まさかの展開に、びっくり&感激です。
はじめての“未知の世界”に飛び込むイベント参戦が、
「ぼっち参戦」じゃなくなるかもしれないなんて──
もしかして私、新しい世界の“推し友”ができるかも……!?
娘のおかげで、私は
不安よりも「楽しい」の方が大きくなってきました。
母、社会勉強中!推し活文化の深淵をのぞいた日
現地では、娘の後輩ちゃんとそのお友達に会うことができ、
イベント開始まで一緒に楽しく過ごしました。
Kiramuneのことや、ファンミ参戦の心得(?)まで、いろいろ教えてもらいました。
「どうして私が今日ここにいるのか──」
そんな想いも、語らせてもらいました。
それだけでもう、じゅうぶん心が温まる体験だったのですが、
さらに驚いたのは、ファン層の雰囲気。
予想どおり、若い子たちが中心でした。
私と同世代の方は、正直あまり見かけなかった気がします。
私は心の中で、
「今日は娘の付き添いで来た母、っていう設定でいよう」
なんてこっそり決めてました(笑)
まわりを見渡すと、みんなかわいい格好をしていて、
コスプレとまではいかないけれど、
「推しに会いに行くぞ!」という気合いが伝わってくる装いの人ばかり。
もしかして、40代・50代の人もいたかもしれないけど、
見た目が若くて、そうは見えなかった……!
そんな印象でした。
そしてもうひとつ、びっくりしたのが
グッズの売り方と買い方!
みんな、グッズを買って→その場で開封して→
推しが出なかったら即・交換会!
私がこれまで参戦してきた アーティスト(歌手・アイドル)のライブでは、 「推しのグッズを直接買える」システムが当たり前。
たとえば、嵐の大野智くんのうちわが欲しければ、 ちゃんと「大野くんの」を選んで買えたんです。
でも、声優界隈では──
グッズは、金や銀の袋(中身が見えないやつ)に入っていて、
いわゆる「ガチャ形式」。
メインのグッズが缶バッジだったりすると、
出演メンバーの数だけ、種類があるんですけど、
誰のが出るかは、開けてみるまでわからない!
推しが出なかったら、追加で買うか、
その場で誰かと交換するか……という文化。
社会人経験豊富な私は、つい
「ちょっと運営さん! 若い子からお金むしり取らないで!」 と内心ツッコミを入れそうになりました(笑)
でも、みんながすごく楽しそうなんですよね。
これもひとつの“文化”なんだなぁ、と思いました。
それなりにお値段のするグッズを
次々と買っていく若い子たちを見て、
「いいの!? そんなにお金使って!!」と
勝手に母目線で、心配してしまったのでした。
はじめての“推し活体験”と、やさしい思い出
それにしても、みんなの「推し活」は本当に奥が深い……。
そんな文化に触れながら、会場に入り、いよいよファンミがスタート!



📸会場フォト:推しがいっぱいのパネルたち!
実ははじめてのファンミ参戦で、興奮しすぎてて…
正直あんまり細かいこと覚えてません(笑)
いつか、マイペースに振り返れたらいいなと思っています。
そして、帰り際。
私もちょっとだけ、今日の運試し!
記念に缶バッジを1個だけ買ってみたんです。
「神谷さん、来てくれたらいいなぁ」なんて思いながら──。
……結果は、推しではありませんでした(笑)
(うん、私の運なんて、だいたいそんなもんです)
でも、引き当てたのは、なんと後輩ちゃんのお友達の“推し”!
「えっ、いいんですか?」って言いながら、その場でプレゼントしました。
ちょっとだけ、交換会の文化に参加できた気分(笑)
そのあと、なんと彼女たちが私のために、
神谷さんのグッズを交換してゲットしてくれていたんです……!

あの気遣いや優しさは、今もちゃんと覚えています。
グッズって、ただの“モノ”じゃないんですね!
想いがのって、思い出がのって、特別な“宝物”になる──
それもまた、推し活の魅力なんだなぁと、しみじみ感じたのでした。


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