2025年10月24日|市民病院の主治医と面談

家族の記録

金曜日の午後、約束の時間に病院に到着したが、主治医に他の予定が入ったため、約1時間待つことになった。


🛏️ 個室への移動と院内感染リスク

父は大部屋から個室に移されていた。

前の病院からの申し送りで、父の尿から菌が検出されていたことが判明。この菌は院内感染のリスクが高いため、病院の決まりにより、他の患者との隔離が必要となり個室に移されたと看護師から説明があった。

改めて主治医からも、父は尿から検出された菌の保菌者であり、父自身には耐性がある。しかし、免疫力が低下している他の患者に感染(院内感染)すると、治療法も効く薬もない菌であるため、隔離の措置がとられたと説明された。


🩺 主治医の診断と今後の見通し

1時間強待った後、看護師に指示された内視鏡センターにいる医師に会いに行った。

医師の診断は、採血の数値や画像を見る限り、早急に切開して治療が必要な箇所はないというものだった。

  • リハビリ病院から搬送された時は痛みがあったが、市民病院に来てからは痛みはない。
  • 肝臓の石は脳卒中以前から体内にあり、今回悪さをした様子もない。

「下手になにかするより、このまま経過観察する方がいい」という判断だった。

私たち家族の思いは、父を一日も早くリハビリ病院へ戻し、リハビリを再開させることであると伝えた。病院同士で調整し、土日に様子を見て問題なければリハビリ病院へ戻る方向で進めてくれるとのことだった。

現在は、食事を止めて点滴のみとし、肝臓など痛みの原因と思われる患部を観察し経過をみているとの事だった。

今回、病院側の都合で長時間滞在することになったため、駐車料金は無料にしてもらえた。


🗣️ 父との面会とリハビリへの意欲

その後、父の個室でしばらく会話した。父は会話もスムーズになってきている。

リハビリについては、病院側のペースを「ゆっくり過ぎる」と感じるくらい、色々できるようになった様子だった。自分のペースでもっとリハビリをしたいという意欲を見せた。右手も握手すると力強く握り返し、動かなかった頃が嘘のようだ。

父は、自分の中では作物の枝の剪定を想定してリハビリしているらしいが、実際は紙を切るのも思うようにいかないため、早く枝を切る握力まで取り戻したいそうだ。この前向きな姿勢は良いことだが、家族は昔と同じような農作業は困難だろうと考えている。


🚗 運転免許証の更新について

母が警察署に電話し、運転免許証の更新について再度確認したところ、更新延長の最大期限は2026年1月末(父の誕生日の1ヶ月後)だと判明した。そのため、車の免許は失効、もしくは自主返納になりそうだ。父にこのことを伝えると、「そうか」と聞いていた。

免許返納後、父は「自転車を買わんといけんなぁ」と、代わりに自転車に乗るつもりでいたようだ。そこで、先に免許を返納した義父が自転車で数度転倒したため、乗るのを禁止にした話を父にやんわりと伝えた。父も自転車に乗るのは危ないので諦めてほしい、と伝えたところ、父は「ならお母さんに乗せてもらうしかないなぁ」と話していた。


父と話しているうちに外が暗くなってきたため、帰宅することにした。院内感染リスクのためとはいえ個室に移されており、また駐車料金も無料となったため、予想以上に長く滞在でき、父と落ち着いて会話できたのは幸いだった。

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