舞台の声に包まれて|Kiramuneリーディングライブ2025に魅せられて(ネタバレなし)

朗読劇

私と大切な「推し」たちとのご縁を結んでくれた特別なイベント、Kiramuneリーディングライブ2025に今年も参戦してきました。

2019年から参戦してきたリーライの熱量、そして年々進化するクオリティに心震えた、「推し活」の軌跡を、熱量そのままにお届けします。


1️⃣ リーディングライブってどんな舞台?

まず、この特別なイベントをご存じない方のために。

Kiramune(キラミューン)リーディングライブ、通称「リーライ」は、キラミューンレーベル主催の新しい形の朗読劇です。

「舞台」でも「朗読劇」でもない、新しい表現スタイル――“魅せる朗読、聴かせる舞台”というコンセプトがぴったりです。出演はKiramune所属の人気声優陣を中心に、毎年豪華ゲストが加わります。

特徴は何といっても、声で演じることが軸になっている点。目を閉じていても、声だけで情景が鮮やかに浮かぶような緻密な演技を届けてくれるのです。(もちろん、勿体なくて目なんて閉じてられませんが!)

さらに、視覚的演出も見どころです。
舞台装置やプロジェクションマッピングで、物語をダイナミックに表現。声の演技と映像の連動で、圧倒的な没入感が生まれます。

朗読劇ならではの特徴として、演者さんは常に片手に台本を持っています。

その台本や小道具の存在を素敵な演出に変えるのが、アンサンブルと呼ばれる方々の支えです。彼らが黒子となり舞台上を動きまわり、セットを操作したり、演者の手足となって台本や小道具をさりげなく入れ替えたり。台本が持てない場面では、目線の高さにそっと本を掲げる――そんな細やかな工夫で、物語の世界に没入できる環境を支えてくれています。この存在があるからこそ、私たちは演者の表情や声に全集中できるのです。

そして、リーライならではの醍醐味がダブルキャスト。Aチーム・Bチームに分かれ、同じ台本をそれぞれ異なる演者・演出で観られるのです。これが観客を物語の世界にグイグイ引き込む、最大の楽しみのひとつです。


2️⃣ 「推し活」準備は用意周到に!

2019年からファンとしてリーライを追い続けている私は、今年も入念に準備しました。

🟪 休みとホテル確保は最速連携

4月20日の日程発表と同時に推し友さんに連絡を取り、「この日は絶対に休み確保ね!」と約束。宿泊ホテルも即予約。オリックス劇場へのアクセスと宿泊費のバランスを考え、最安値を狙いました。

地方からの遠征組は、事前のフットワークの軽さが勝負です。




🟪 高まる声優人気の波

8月6日のファンクラブ先行申し込みから、9月1日の当選発表までは胸が高鳴る日々。

人気上昇中の声優さんたちのチケットを確保できたときは、推し友さんと喜びを分かち合いました。

🟪 遠征組 最重要ポイント!新幹線チケット確保

遠征組にとってホテル確保と同じく重要なのは新幹線チケットの確保!

私たちは2人から購入可能な「こだま指定席きっぷ」を狙い、発売開始の1ヶ月前AM10時ちょうどにスマホを握りしめ予約完了。これでチケット・ホテル・移動の事前準備は万全です。

推し友さんへの配慮も忘れずに
自分だけならもっとお得な「おとなびきっぷ」も買えるのですが、推し友さんは対象外。自分だけお得な切符を使うのではなく、「2人一緒にお得に」を優先しました。こうした細やかな気遣いも、推し活を楽しむためのエッセンスです。




3️⃣ いざ遠征!至福の時間へ没入

いよいよ10月18日、イベント当日です。

▶️ にぎわう旅路と心満たされる時間

新大阪駅に到着すると、観光客でにぎわう駅構内。早々に予約ホテルへ移動し荷物を預けて身軽になり、ランチを済ませ、推し友さんと公園で積もる話に花を咲かせました。この落ち着いた時間が、公演への英気を養ってくれます。

▶️ Aチーム夜公演・Bチーム昼公演の違い

初日の夜公演(Aチーム)は14列目。演者さんのお顔がギリギリ肉眼で見える距離でした。舞台演出もモニタもしっかりと見える良席。

2日目(Bチーム)の昼公演は7列目で、表情まで鮮明に見える最高の席でした。近すぎてセットが見切れても昨日の記憶が補ってくれます。

同じ演目を繰り返し観るメリットは、ストーリーを追うことに使うリソースを演技や演出の違いに集中できる点です。初日はインプットされる情報量が多すぎて処理能力が追いつかない時もありますね(笑)

声・表情・身振り、一つも見逃すまいと、食い入るように観劇しました。

同じ脚本でも、演者が変わるとまったく別の作品に感じられる――この醍醐味は未体験の方にはぜひ味わってほしいです。


4️⃣ 進化し続ける舞台と推し友との絆

今年もAチーム夜公演、Bチーム昼公演を堪能し、そのクオリティの高さに改めて感動しました。

チケット代は年々上がっていますが、
それ以上の価値がきっとあります。

舞台の熱量が証明する進化

長年参加して感じるのは、声優さん個々の演技、衣装や大道具、音響効果・映像効果のすべてが年々向上していること。

舞台に立つ演者さんの”ファンにいいものを届けよう!”という熱量が、作品のクオリティを押し上げ、観客に最高の感動を届けてくれているのだと思います。

ここで、今回の出演キャストを自分の備忘録として残しておきます。(ネタバレなし・敬称略です)

Aチーム
上村祐翔、江口拓也、木村良平、新祐樹、浪川大輔、緑川光、吉永拓斗、吉野裕行

Bチーム
市川太一、岡本信彦、置鮎龍太郎、神谷浩史、竹内良太、保住有哉、堀江瞬、代永翼

キャストが変わるだけで、同じ物語でも舞台の空気がまるで違うのがリーライの醍醐味。

興味のある方は、「公式サイト↗️」でもご覧ください。

何度も観てきた私だからこそわかる、AチームとBチームの違いを肌で感じられる瞬間が、観劇の楽しさをさらに深めてくれます。

そして、終演後に声優さん全員から挨拶があります。私は裏話やメンバー同士の関係性なんかが垣間見れるこの時間が大好きです。挨拶の中で必ずファンにお願いされるのが「ネタバレはなしでね!」の約束。ファンはこの約束を律儀に守り、全公演終了まで内容に関する書き込みは控えます。この、ファンと演者さんの信頼関係も、私がこのイベントを愛してやまない理由の一つです。

推し活の醍醐味は至福の共有

そして観劇直後に推し友さんと感動を語り合える時間が、何よりの喜び。

事前に予約したカフェで、興奮冷めやらぬまま語り合う――この瞬間があるから、推し活はより充実するのです。「感想語り」できる推し友さんの存在は何ものにも代えがたい宝物です。

最後に「来年も絶対に来ようね!」と約束し、名残惜しくも帰路につきました。

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